過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/07/13(土) 20:37:29.45 ID:G6UAFIMc0
「アヤさん、すこし休みなよ。これからあたしも、カラバの情報網使っていろいろ探ってみるからさ」
マライアはそう言いながら、アタシの肩をグイグイマッサージしてくる。…そうかも知れないな。
今は、アタシだけじゃない…あんたもいるんだったな、マライア。
ここは、すこしあんたに頼んでも構わない、か。
「なら、悪い。頼むよ。アタシはそこで横になってるからさ」
マライアにコンピュータデスクの下に突っ込んでおいたチューナーから伸びたヘッドホンを押し付けて、
アタシは隣のソファーに身体を横たえた。さすがに、徹夜すると、少し疲れる。
まだまだいけないこともないけど、無理する必要はない、まだ、今は、な。
マライアはテーブルに並べて置いた皿にトーストとおかずの何品かをよそって持ってきて、
チューナーの前に陣取って、ヘッドホンに聞き耳を立てている。
時々食べる手を休めて、コンピュータを操作している。カラバの情報にアクセスしているんだろう。
ティターンズは抜けたけど、カラバにはまだ軍籍が残っているらしい。
もちろん、直接任務が与えられることはないが、緊急時の予備役的な立ちに位置いる、とマライアは言っていた。
まぁ、この事態で召集がかからないのであれば、予備役もなにもあったもんではないと思うが。
「そんな…ハヤトが…」
不意にマライアがそう口を開く。
「どうしたんだよ?」
「カラバの、指導的な立場にいた幹部が、ダブリンでネオジオンと交戦して、死んだみたい」
「そうか…知り合いだったのか?」
「うん、責任感のある、いい人だった」
「そっか。残念だな…」
「うん」
マライアは見るからに落ち込んだ様子だった。
そうか、やっぱり、あのコロニー落下の場所にはカラバがいたんだな・・・
ハンナやマークを手助けしてくれた連中が、無事だといいけど・・・
そんなことを考えていたら、レオナがホールに姿を現した。
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