過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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395: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/15(月) 14:04:53.00 ID:a4CMWmdY0

「ね、レオナ。なんかお話ししよ」

ふと思い立って、そんな無茶ぶりをレオナにしてみた。レオナはキョトンとして

「は、話って…なにを?」

と返してくる。まぁ、そうなるよね、こんな話題の振り方したって。

「たとえば…好きな食べ物、とか」

あたしが言うと、意外にレオナは真剣に考えて

「んー、甘い物。生クリームのケーキとか、チョコレートとか、アイスクリームとか」

とニコニコしながら言ってきた。

 アイスクリームか、そう言えば、ギャレーの冷凍庫に1ガロンのカップで買ってきたやつがあったなぁ。

「食べよっか!」

あたしが言うと、レオナの目が輝いた。

「あるの?!」

「うん、ギャレーの冷凍庫にあるよ」

「ちょっと行って持ってくる!」

レオナはそう言うが早いか、ソファーから飛び上がってラウンジの隣のギャレーへと飛んで行った。

レオナも、もうすっかり無重力にはなれたみたい。

いや、もともとスペースノイドだから、初めてってわけでもないかな?

でも、いくらスペースノイドだからって、基本的にはコロニー暮らしで、

そうそう、こんなフワフワした空間に出るってことはないだろうし。

まぁ、ただ、慣れたんなら良いことだ。下手をすると、本当にケガしちゃったりするんだよね、宇宙って。


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