過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/08/11(日) 12:24:19.63 ID:iPU4IZC90
「マライア、そろそろ着くって」
そんな話をしていたら、コクピットの方からレオナが飛んできて、そう教えてくれた。
「あ、了解。マリ、一応、コクピット行くよ」
「うん」
あたしはマリを促して、レオナの背に手を置いたまま、コクピットへと浮いて行く。
コクピットに着くと、目の前のウィンドウの外に発行信号が見えた。色は青。“着港ヨロシ”だ。
ジオンのニュータイプ研究所があったのは、パルダっていうコロニー。ここはその隣、リノと呼ばれるコロニーだ。
「ルーカス、どう、対応の感じは?」
「手慣れてますね。さすが、ってところです。こちらの所属と目的は事前に説明してありましたけど」
目的は、もちろん、人命救助。
まぁ、今回は救助名目ではなくて、そのための物資調達、ってことにしておいてはあるけど。
「サイド3に入るときの連邦の士官に見習わせてあげたいね」
「まったくです」
あたしが言ってやったら、ルーカスもそう言って笑った。
シャトルは、ゆっくりと港の中のケージへと誘導されて着港した。ケージが密閉されて、また、青色のランプが灯る。
それと同時に、無線が聞こえた。
<こちら、リノ管制室。シャトル“ピクス”、ケージの気密、完了しました>
「了解、リノ管制室。行き届いた誘導、感謝する」
ルーカスはそう感謝をして無線を切った。
さて、ここからが、問題だ。ジョニーの情報によれば、サーバー施設は現在、このコロニーの市街地区の地面の中。
正確に言えば、コロニーの壁の中にあるらしい。場所については大まかに分かっているけど、
そこが気密されているのかどうか、とか、どういうルートで行けばいいのか、とか、そこまでのことは記されていなかった。
とりあえず、市街地を歩いて目的の場所の近くに行ってみよう。その付近で、まずは調査だ。
もしかしたら、壁内へ続く通路でもあるかもしれない。何しろ、サーバールームだ。
少なくとも使用している最中は、定期的にメンテナンスを行っていたはずだ。そのための通路があっても、おかしくはない。
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