過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/08/15(木) 22:08:54.04 ID:oUgkPfPRo
「ね、ねぇ、レオナ」
あたしは、何かを感じて、聞かずにはいられなかった。
「ん、なに?」
「そのチョーカー、アリシア博士にもらったもの、なんだよね?」
「あぁ、うん、そうだよ。ママがくれたの」
レオナはニコッと笑ってそう答える。
ってことは、アリシア博士は、レオナに、記憶媒体だって分かっててそれを渡したってことだよね…
…まさか、ね…でも、ありえない話じゃない…よね…?
「レ、レオナ、ちょっとそれ、貸してくれないかな?
ほら、レベッカの写真見せてくれた時みたいに、パキッて外して…」
「え?良いけど…」
レオナは、なんの疑問も持たずに、首につけていたチョーカーのヘッドをパキッとひねって、あたしに手渡してくれた。
「これの中身、見るけど、良い?」
「えぇ?うん、写真くらいしか入ってないけど…どうして?」
レオナはスプーンを咥えたまま、首をかしげてそんなことを言った。
レオナ、そんなカワイイポーズであたしを誘惑してる場合じゃないかもしれないよ!
あたしは、チョーカーのヘッドをコンピュータに差し込んで、中身を確認した。
そこには写真のデータが分けられて入っている。一見して、何も変なところは見当たらないけど…
…でも、この表示じゃ、分からない。
あたしはキーボード叩いて、一度画面を閉じ、それから、ロジック表示に切り替える。
データの階層構造が、画面に文字列で表示された。その文面に注意深く目を走らせる。
「なに、どうしたの、マライア?」
レオナは、アイスクリームを乗せたスプーンをあたしの目の前に差し出しながらそんなことを聞いてくる。
そのスプーンに食らいついて、冷たいアイスクリームを味わっていたら、見つけた。
やっぱり、あった…!
背中に、ゾクゾクとした何かが走った。
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