過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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633: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/09/01(日) 23:49:56.07 ID:8hpv4eXMo

 あたしは、改めて作戦を確認した。

まず、あたしとプルで、姫様の部屋に行く。

博士にはその間に、輸送船での脱出準備をできる限り安全なところまでやっておいてもらう。

あたしとプルで姫様たちを助け出したら、いったん、どこかで合流して、姫様達を輸送船に乗せる班に引き渡す。

この段階で、ルーカス達に行って、援護のために近くで待機してくれるように頼む。

で、あたしとプルはその足でモビルスーツケージへ向かって、適当に拝借して、

ケージとデッキを追手が出れないように破壊したうえで脱出する…こんなところかな。

「やりづらそうだけど、それが一番だな」

「うん、大丈夫、出来るよ」

博士とプルが言っている。あたしも、黙ってうなずいた。漏れはない。

念のため、ちょっとだけ感覚を使って、この船に危ないパイロットが乗っていないかどうかは調べた。

特に、気になる反応が返ってきたわけじゃないから、たぶん、モビルスーツ戦になれば、

あたしとプルにマリが居れば、シャトルも輸送船も守り切れる。大丈夫、だよね?

 「向こうには、連絡しておく。すぐに出られる準備をしておけるように」

博士はそう言って部屋にあった内線を取った。

「ノーマルスーツを着ておいて、って言っておいてください」

あたしはそう伝えながら、プルの腰に着いていた暗号通信用の無線機を博士にほおった。

「あたしへの連絡はそれで。あたしとプルは、ヘルメットの通信で事足ります」

「了解した」

博士は、いったん受話器を置いて、あたしにそう返事をしてそれからニコッと、レオナやプルの比じゃない、

とてつもない笑顔を見せてきて

「来てくれてよかった…9年前にも、あんた達みたいな頼もしい仲間がいたら、って思っちまったよ」

なんて言ってきた。あぁ、アヤさん…あたし、今回の旅で、どうしてこうも、変な誘惑に出会うのかな?

もういっそ、それでもいいかも、と思ってる自分がいるよ…あぁ、もう!違う違う、あたしは違うんだって!

 あたしは、そんな得体の知れない考えを頭の中から追い出して

「きっと、無事に、レオナと一緒に逃げ切りましょう」

と言い返して笑ってあげた。

 それからプルと一緒に、ダクトへと戻る。その間に、ルーカスへ作戦の内容を説明した。

ルーカスはすでに気を利かせてくれていて、あたしがゼータを隠した位置まで移動して、

マリが搭乗してくれているらしい。それに、アムロとブライトキャプテンにも連絡をつけてくれていたようだった。

ちょうど運良く、月へ帰ってきていたところらしくて、2時間もすれば到着してくれるとのことだ。

これは、頼もしい。

アムロの他にどんなパイロットが乗ってるのかは知らないけど、誰が乗ってたって、

アムロがいて、こっちはあたしとプルとマリがいる。もうこれ、最強じゃない?



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