過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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648: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/09/02(月) 20:07:45.86 ID:KrMwBe1wo

 あたしは、シャトルから離れた。近くで戦えば、巻き込んでしまう。

離れながら、あたしは一気に集中力を高めた。

ほら、食いつけ!あんたたちの敵は、こっちにいるよ!

 とたん、3機のモビルスーツの機動が変わった。猛スピードでこっちに進行方向を変えて突進して来る。

まるでアムロのように…ううん、あの鋭い旋回は、アムロでも無理。あんなの、人間が出来る動きじゃない。

中に乗っている人が、Gでつぶれる…これが、人工知能…リミッターをはずした、モビルスーツの性能なの?!

 3機の蒼いバウがいっせいに射撃してきた。あたしはスラスターを駆使して最低限の機動でそれをよける。

射撃がやんだ瞬間には、もう、3機との距離はあたしが反撃する隙もないほどに迫っていた。

「くっ…!」

咄嗟にバーニアを吹かしながらスラスターで機体を滑らせて回避する。

でも、3機は、停止することもなく、ほとんど直角に近い角度で軌道を変えてあたしを追随してきた。

 ダメだ、機動性じゃぁ、かなわない…

でも、格闘したって、あんな動きが出来るくらいのパワーを持ったモビルスーツとやれるの!?

 背中に、冷たい何かが伝った。これは…恐怖じゃ、ない。胸のうちを締め付けるあの感覚とは違う。

これは…なに?寒い…寒くて、体が震える。

 あたしは、追従してくるモビルスーツにビームライフルを掃射する。

3機は一瞬にして四散し、迂回するように軌道を変えてしつこくあたしを追ってくる。

あのビームを避けるなんて…こっちの動きを計算されている!?普通に戦ったんじゃ、ダメだ!

 あたしはスラスターを全力で吹かした。AMBACを切って、手動操作に切り替え、機体を不規則に揺さぶる。

敵の攻撃の照準がバラ付いた。この動きは、行ける…!AMBACの動きを計算しているんだ、あのAI!

あたしはそのまま、バーニアで加速して旋回を繰り返す。内臓が潰れそうなGがかかる。

頭が冷たくなり、目の前が白んでくる。

―――まだ…まだだ…あの動き…良く見て、マライア!右、左…最短の軌道を来る…そこ!

 あたしは、レバーのトリガーを引いた。

ゼータガンダムのライフルから光跡が伸び、狙っていた蒼いバウの両脚と交差して、爆発した。

―――やった!

 そう思った次の瞬間、爆煙の中からビームが伸びてきた。息を飲んで、フットペダルを踏み込んだ。

鈍い衝撃があって、機体が回転しそうになる。姿勢制御を…手動じゃ、ダメだ、AMBAC!

あたしはコンピュータを操作しながら、爆煙に向かってライフルを連射した。

と、パッと明るく何かが光った。
 


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