過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/09/02(月) 20:11:38.33 ID:KrMwBe1wo
私は、何も言わずにうなずいた。
「…わかりました…では、ご武運を!」
彼は、そう言って私に敬礼をし、シャトルの方へと走っていた。一号艇も発進の準備が整う。
ケージ内のエアーが抜けた。ハッチが開いて、シャトルが発進する。
一号艇は、地球方面へ、二号艇は、戦闘の始まっているギリギリのラインへ、盾として進む。
「ママ!どこにいくの、ママ!」
ヘルメットの中に、レオナの叫ぶ声が聞こえてくる。私は、唇を噛んで、涙をこらえた。
「レオナ…行きなさい…!」
「ママ!」
「行きなさい。あなたは、もう、誰の言うことを聞く必要もない。
被験体や道具や兵器としてじゃなく、レオニーダ・パラッシュっていう一人の人間として、
あなたの運命を、生きなさい!」
「ママ、ママも一緒じゃなきゃイヤだ!」
「レオナ、どこへ行っても、私達は家族。どこへ行っても一緒だよ。
あなたには、素晴らしい能力があるんだもの。私はいつも、あなたのそばにいるよ。それを…忘れないで」
「ママ!」
私は、ヘルメットの無線を切った。これ以上は、聞いていられない。
カッと、目の前が明るくなった。
エルメスのビットから放たれたビームが、二号艇をつらぬいた。
レオナ…元気でね…あなたの笑顔、また、見たい、なぁ…
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