過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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677: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/09/03(火) 21:53:09.91 ID:TIniHMsXo

これは、あたしに向けて、ってより、アムロに向けて書かれたメッセージだね。

 アムロにジャーナリストの知り合いがいる、って話はチラッと聞いたことがあるな…なんていったっけ?

確か、女性の、ベル…ベルチ…あぁ、忘れた。確か、アムロと良い仲だったなんて噂もあった人なんだけどな。

その人にでも頼んだのかな?それにしてはずいぶんぶっきらぼうな文面だけど…

あ、もしかしてアムロ、痴話げんかの最中だったのかな?

そうだとしたら、なんか悪いことしちゃったなぁ。

 データを見るよりも先に、アムロにごめんなさいメッセージを送っておいた方が良いかもしれない。

いったん、メッセージを閉じて新規のメッセージ作成画面を開こうと思ったら、レオナが叫んだ。

ビクビクンと背中が飛び跳ねる。

「ちょっと!マライア、今の画面戻って!」

「な、なによ、レオナ!?急にでっかい声出さないでって言ったじゃん!」

「いいから、戻って!ユーリ!ユーリ、ちょっと来て!」

レオナはなんだか、すごく夢中な表情でわめき散らしている。

EXAMシステムの情報がそんなにびっくりするようなことなのかな?

あたしは訳が分からず、首をかしげたまま、レオナとユーリ博士に奪われたPDAとアムロへのメッセージはあきらめて

アヤさんに焼いてもらったニホン産の薄くスライスされたビーフを運んだ。

ビールに合ううま味たっぷりのお肉を味わいながら、あたしは、二人のやりとりを見つめていた。

 その5分後に、イスの上で飛び上がるくらいにびっくりして、

バランスを崩して顔面から砂浜に墜落することなんて想像もしていなかったんだけど。






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