過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/09/10(火) 01:49:01.48 ID:QsUoJHLUo
「うん!あのね!あのね…!…」
当然、元気にアイスクリーム、って言うと思ったら、マリは私を見た。それから急に
「ね、カタリナは何が良い?」
って聞いてきた。
「どうして私に聞くの?」
私はついつい聞き返していた。
だって、頑張ったのも、100点取ったのもマリだよ?せっかくアイスクリーム食べたいって言ってたのに…
そう思ってたら、マリは言った。
「だって、カタリナのおかげで今度はお出かけ連れて行ってもらえるんだもん。だからほら、その…仕返し…?」
「うん、仕返しじゃなくて、お返しだよ」
「あ、そうか、間違えちゃった」
私が教えてあげたら、マリはペロッと舌を出して笑った。
でも…いいの?だって、お出かけはマリだけじゃなくて私も一緒に行くんだよ?
だけど、マリがせっかく頑張って100点取ったのに、私がマリの食べたいアイスクリームじゃないもの言ったら、
マリはそれ食べられなくなっちゃうよ?
「マリは、それでいいの?」
私の代わりみたいにして、ママがマリに聞いてくれる。そしたらマリはニッコリ笑って言った。
「いいんだよ!あのね、例えばアイスクリームとチョコビスケットがあるとするでしょ?
アイスクリーム食べるのも、チョコビスケット食べるのも、どっちも幸せだけど、一緒に食べられたらもっと幸せなんだよ。
だからね、ちょっと違うけど、でも、わたしはカタリナのおかげでお出かけになって幸せで、
それでカタリナが好きなデザート食べられたらそれも幸せだもんね!ほら、幸せが2つで、もっと幸せでしょ?
わたしの好きなデザートになっちゃったら、わたしの幸せは2つだけど、カタリナの幸せは1つになっちゃう。
わたし一人で幸せなだけなのはダメなんだよ。だって、そうしたらまた幸せ1個になっちゃうもん!」
私は何も言えなかった。ママも黙っていた。
だって、マリがそんなこと考えてたなんて全然知らなかったから。
そりゃあ、いつでも食べ物のことばっかり考えてる、とか、なんにも考えてない、とかって思ったことがなかったら嘘になっちゃうけど…
マリ、それなのに、私のことを…ううん、私だけじゃないよね、きっと。
ママや母さんのことだって、きっとそういう風に思っているんだよね…ごめんなさい、マリ。
私、ちょっと勘違いしちゃってたよ…ありがとう、
って言おうと思ったらその前に、ママがマリを抱き締めた。
「マリ、マリ!もうっ!大好きだよ!100点!ううん、200点花丸あげちゃう!」
ママはそんなことを言ってぎゅうぎゅうとマリにほっぺたを擦り付けた。
「ちょっと、母さん!やだよ、やめてってばっ」
マリは嬉しそうに笑いなが言った。それからすぐに、ママにもみくちゃにされながら
「だ、だからカタリナ、デザートなにがいい?」
って聞いてくれる。
うーん、私は、デザートはさっぱりしたフルーツとかが好きなんだけど…
でも、ここで私の好きな物を言ったら、良くないよね。
だって、マリの言い方を借りたら、それじゃぁ、私だけ幸せ2つになっちゃうもんね。
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