過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/09/10(火) 01:54:10.90 ID:QsUoJHLUo
母さんやママが電話で確認したところ、マリの症状はたぶん、この島周辺に良くあるウィルス性の熱病で、
一週間ほどすれば治る、とのことだった。
でも、母さんの言った通り、私達にも順番に伝染する可能性が高いから、ワクチンを接種したほうが良いらしくて、
こんな時間だけど、夜勤のドクターが対応してくれると言うので、母さんが総合病院までお薬を取りに行くことになった。
お医者さん同士なら、こういう話は早いんだ、って母さんが言って笑った。
でも、病院まではちょっと距離がある。歩いて行ったら、往復で二時間はかかってしまうくらい遠い。
そこで、ママが電話していたアヤさん達に、車を出してもらうようにお願いした。
アヤさんはマリを心配してくれてすぐに行く、って言ってくれた。
ちょっとして、すぐ玄関のチャイムが鳴った。
ママが玄関に出て、戻ってきたらアヤさんが一緒だった。
「あぁ、ごめんな、アヤちゃん。夕飯食べてた時間だったみたいなのに」
母さんがアヤさんに謝る。でもアヤさんははははって笑って
「いや、こっちのことは良いんだよ。あの病気辛いからな。早く薬もらってきて、休ませてやんないとかわいそうだ」
って言ってくれた。
アヤさんは、強くて優しくて、面白くって、マライアさんも、島の他の人たちも、みんなアヤさんが大好きだ。
もちろん、私も、アヤさんは母さんやママの次くらいに安心できて、頼れて、好きな人だ。
「じゃぁ、ユーリさん、行こうか」
アヤさんはそう言って、母さんと一緒に出て行った。
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