過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/09/12(木) 00:36:58.52 ID:rxqo84eno
それからまた一周関して、私の具合いも良くなった。
いつもみたいに、マリとママと教室に行ったら、先に来ていたみんなにあっというまに取り囲まれてしまった。
「お日様熱だったんでしょ?大丈夫?」
「あれ、大変だよな。俺もここへ来た頃に罹ったんだよ」
「お薬注射しておくと大丈夫だってお医者さんが言ってたけど、注射した?」
とか、マリと私の周りに来た子達は口々に私たちにいろんなことを聞いて来た。
私とマリはそういうのに一つずつ答えながら、お勉強が始まるまで待った。
「はいはい、じゃぁ、席について!」
ママがそう号令を出したら、みんなはパッと自分の席に散っていく。
そんなとき、フラリ、と私たちのところへ、あの目つきの怖いラデクくんがやってきた。
「なぁ、大丈夫なのか?」
ラデクくんは、ボソッと、私にそう聞いて来た。
私は、ノートとペンケースをカバンから出そうと思っていたところだったけど、ちょっとびっくりしてその手を止めてしまった。
「う、うん、大丈夫だよ」
「元気だよ!ラデクくん、ありがとう!」
私とマリがそう返事をしたら、ラデクくんは
「そっか」
と小さな声で言って、またフラッと歩いて自分の席に座った。
な、なんだったんだろう、今の?いつも怖くてなんとなく距離を置いていたけど…
ラデクくんて、ホントは、優しい人なのかな?
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