過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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725: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/09/12(木) 00:37:50.87 ID:rxqo84eno

 マリはあんまり気にしてないみたいだったけど、私はなんだか今のことが引っ掛かって、

お勉強にいまいち集中できなかった。そんなだったから、お弁当を食べている最中に、ママに聞かれてしまった。

「カタリナ、今日はなんかボーっとしてたけど、大丈夫?まだ、具合い良くなかった?」

「ううん、そうじゃなくて、ね」

私はママに、朝あった出来事を話した。そしたらママはクスッと笑って

「あぁ、そっか、そんなことがあったんだね…。ラデクくんは、悪い子じゃないよ、きっとね。

あんまり喋らないし、目つきも怖いけどさ、私は分かるよ。彼はすっごく、優しい人だと思う」

なんて言った。そしたらマリも

「そうだよ?ラデクくんは、いつもみんなのことを見てて、みんなの心配をしてる人なんだから!」

って言い出した。マリは、ニュータイプ、っていうやつだから、そう言うの私達よりももっと強く感じるんだって、

母さんが言ってた。ママやマリがそう言うのなら、もしかしたら本当にそうなのかもしれないな…

でも、やっぱりちょっと怖いけど…。

 「そういえば、お二人さん、今日の午後の予定は?」

思い出したように、ママがそう聞いて来た。

 私たちは今日は、マルコ君たちと一緒に公園で遊ぶことになっていた。

図書館にも行きたかったけど、今日はソニアも公園に行くっていうし、週末には街へお出かけして本を見れるから、

今はそっちが楽しみなんだ。

「今日は、みんなで公園!」

「うんうん!サッカーするんだよ!」

私たちが言ったら、ママは嬉しそうに笑って

「そっか。でも、病み上がりなんだから、特にカタリナは無理しないようにね」

って言ってくれた。
 


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