過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/10/07(月) 20:08:11.88 ID:m3HfRBlIo
「そこの機体!最初の指示は、あんたが出したのか!?」
不意に無線から声が聞こえた。女だ。見回すと、近くに俺たちと同型のスナイパーカスタム改修型が近づいてきていた。
「うん、あたしだよ!」
「良かった、頼れそうなやつが居て助かるよ。こっちのやつらは、戦艦の爆発に巻き込まれて行方不明だ。
敵を叩いてやりたい、一緒に戦ってくれ!」
「うん、隊の指揮はそっちに任せるよ。あたしは、戦域を把握して各部隊と連携を取るから!」
中尉が、そのパイロットに言った。
「よし、任せな。私は、ライラ・ミラ・ライラ中尉。あんたは?」
「マライア・アトウッド、同じく中尉。もう一人は、ルーカス・マッキンリー少尉だよ」
「マライアに、ルーカスだな、了解した。着いてこい、二人とも!」
「了解!ルーカス、遅れないでね!」
「はい!」
俺たちはそれから、あの混乱した戦場を駆けた。連携がまともに取れず、艦隊の防衛はほぼ無意味だった。
とにかく俺たちは、接近する敵MSを叩けるだけ叩いた。
後方から増援の艦隊が到着したころには、観艦式に参加していた艦艇は半分以下になってしまっていた。
俺たちの乗艦も、初撃で轟沈。艦長以下、乗組員はほとんどが死亡。ライラ中尉の方も同じのようだった。
うちの隊長は、幸いにして、生きていた。
だが、全身打撲で、あちこちを骨折しており、戦線への復帰は時間がかかるとのことだった。
俺たちは、やってきた増援の艦隊に収容されてから、
今回の攻撃がデラーズ・フリートと言うジオン残党艦隊のものであると知らされた。
連邦は、このデラーズ・フリート殲滅のために戦力の再編成を行った。観艦式で生き残った俺たちも、
そこへと組み込まれた。そしてあの戦闘へと突入して行く…。
俺とマライア“大尉”が戦いを決意することになった、あの戦闘へと…。
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