過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
1- 20
85: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/18(火) 22:23:09.38 ID:KMbg4rxB0


 ハンナ達は、平気だろうか?何か声を掛けてやろうと思って振りかえった俺は、目を疑った。

 俺たちを引き揚げてくれた、あの金髪の女性と、レオナが抱き合っていた。

それどころか、子ども達もその周りにへばりついている。

なんだよ、これ?

「無事で良かったです、レオニーダ」

「レイラこそ…!」

知り合いなのか?また?俺は訳が分からず、ハンナを見やった。ハンナは、そんな様子を見て、感慨深げな表情をしている。

…あの空気じゃ、ハンナも、だよな、当然…

 複雑な気分になったので、立ち上がって船頭のところへと向かった。

彼は操舵輪をけだるそうに回している。歳は、俺より少し上くらいか。

「ありがとう、助かったよ」

俺が言うと、男はこちらを振り返って

「礼には及ばないよ。間に合ってよかった」

と笑った。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
837Res/1090.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice