過去ログ - ハンジ「――あぁ、私が殺したかったのに」
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37: ◆WhLUXge3g.FQ[saga]
2013/09/08(日) 23:00:14.05 ID:e9xHr4l2o
――――

数時間後の深夜

大部屋<リヴァイ班が集まってたところ>


リヴァイ(……)

広くなった空間を見てリヴァイはポツリと呟いた。

リヴァイ「あいつらに貧乏くじをひかせちまったな」

ハンジ「そんなこと言ったら怒られるよ?」

いつの間にか後ろにいたハンジに驚くことは無い。

リヴァイ「……そうだな」

今日の自分はどうかしているとリヴァイは心のどこかで思う。
普段考えないことを考えていると。

先ほどのミカサはそうではなかったが、あの時のミカサの視線を向けられたからだろうか
彼らの親族にその視線を向けられなかったからだろうか

――お前が、悪い
――お前さえしっかりしていれば
――お前が生きていて、なぜ息子が、娘が、彼が、彼女が、死ななければならないのか

彼らはその気持ちを何重にもおしこめている。
誰もかれも納得はしていないが理解はしている。
既に、彼らの大切な人が調査兵団に入ったときに――人類に心臓をささげたときに決めている。

だからこそ、届かない。リヴァイにはそれが何故かとても――




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