21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/16(日) 18:12:19.43 ID:qhHCx2Gz0
「どういうことだ?」
背中に嫌な汗が流れる。
事務所から離れようと必死になるあまり、思考を放棄していたことは否定ができない。
よくよく考えてみれば、事務所であれだけのことがあったのだ。
その後に起こり得ることは、おおよそ検討がつく……。
むしろ、何故すぐにそれに気がつかなかったのか。
「だって、日中の事務所を舞台にしちゃってるんだよ?」
みくは手元のグラスに刺さったストローでグラスをかき混ぜ始めた。
「すぐに誰かが帰ってきて……」
彼女の言葉がスローに聞こえる。
聞くのを恐れていた可能性をゆっくりと。
「鉢合わせしちゃうんじゃないかにゃ?」
目の前に突きつけられた。
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