過去ログ - モバP「アイドルと、銃口と」
1- 20
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/15(土) 18:27:56.43 ID:Dd59npfE0
彼女は両腕でしっかりと銃を支えると、引き金を引く。
細くはあるが、しなやかな筋肉に力が入っていくのがわかる。
彼女の白いワンピースから覗く足にも力が入る。

その一瞬の間ではあったが、彼女の後ろでがちゃりと玄関のドアが開いた。
「ただいま戻りましたにゃー!あれれ?誰もいないのかにゃ?」



彼女の意識が一瞬、背後に逸れる。

その隙に壁を思い切り突き飛ばし、その反動で跳ね起きる。
そして、彼女の視線が再びこちらに戻る前に彼女を突き飛ばす。
彼女の身体は羽のように軽かった。


生存本能とでも言うのだろうか。

震える足腰、回らない頭。
そんな状況下でも無意識のうちに一連の行動を流れるように行うことができた。

「え、え?Pチャン?これって……」

入り口で困惑する少女の手を取り、全速力で階段を駆け下りる。

壁際まで思い切り突き飛ばしてやったのだ。
簡単には追いつけないだろう。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
96Res/55.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice