1: ◆cjitx1hLjk[saga]
2013/06/15(土) 19:21:37.11 ID:Au7seni/o
「兄ちゃんに真美の気持ちなんか分かんないよ」
真美の言葉が頭の中でひたすらリフレインされる中、一歩、また一歩と薄暗い階段をゆっくり上る。
建物の中とはいえ、じっとりと汗が滲み、背中に張り付いたシャツは不快感だけを与えてくれた。
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2:akikazu4649[saga]
2013/06/15(土) 19:23:31.64 ID:Au7seni/o
事務所を飛び出して行った少女。
一瞬の間を置いて追い掛けると、屋上に続く階段に向かう後ろ姿が見え、後に続いた。
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