過去ログ - 【ガルパン】みほ「もっと強く、抱いて」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/15(土) 21:59:10.33 ID:u37htMRu0
麻子「私は秋山さんを、仲間で、友達だと思ってる」

みほ「……」

麻子「西住さんの前でこんなことを話したら、大袈裟だと笑われるかもしれないが……」

みほ「何? 笑ったりしないよ、言って?」

麻子「戦車道のこと、全国大会のことだ」

みほ「うん」

麻子「私たちは勝ち上がっていったものの、その間に何度も窮地に立たされた」

華「……」

麻子「だが、その絶望的な状況を、何度も克服した」

沙織「……」

麻子「それは私にとって、“死線を越える”という表現が一番ふさわしい経験だった」

みほ「麻子さん、そんなふうに考えてたんだ……」

麻子「おかしな話だと、自分でも思う」

みほ「何が?」

麻子「私はそもそも、戦車道に大して興味があったわけじゃない」

華「麻子さんが参加してくださったのは、単位が理由でしたものね」

麻子「その動機は、一貫して変わらなかった。だが……」

沙織「やってるうちに、のめり込んじゃった?」

麻子「大会が終わり、単位取得のめどがついても、私はこうして戦車道を続けてる」

みほ「……」

麻子「これが、その答えだ」

みほ「私……麻子さんを、いつも落ち着いてるけど心の温かい人、って思ってたけど……」

華「“温かい”どころでは、なかったですね」

沙織「熱い女だよ、麻子は。クールに見えるけど」

華「神技的な操縦のモチベーションは、その熱い想いでしょう」


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