20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 19:17:51.20 ID:QSNPEeuI0
春香「私も最近知ったばっかりで…あずささんから聞いたんだけど…」
雪歩「あずささんが…?」
響「……」
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2013/06/20(木) 19:20:26.40 ID:QSNPEeuI0
3章 伊織「大嫌いな私の家」
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2013/06/20(木) 22:31:42.31 ID:QSNPEeuI0
あの頃までは…私は私の家が嫌いだった。
兄たちと比べられ、何も出来ない私を兄たちは見下す。
父とはほとんど会わない。家の家計はみんなみんな家が大事だ。
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2013/06/20(木) 22:34:36.09 ID:QSNPEeuI0
伊織「アンタ…昔みたいに[伊織さん]って読んでくれてもいいのよ…?」
??「そ、そのようなことは出来かねます」
伊織「まったく…アンタのお姉さんは昔と変わらないって言うのに…」
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2013/06/20(木) 22:38:59.91 ID:QSNPEeuI0
??「高槻さん、高槻さん!」
やよい「あ!長介!どうしたの?」
長介「[高槻さん]か[執事さん]と呼んでいただけますか高槻さん」
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2013/06/20(木) 22:48:35.70 ID:QSNPEeuI0
長介「伝えて参りました」
伊織「そう、ご苦労様。入りなさい…」
長介「しかし…」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 22:54:18.67 ID:QSNPEeuI0
やよい「あ、伊織ちゃん!これからお仕事?」
伊織「まあね…」
やよい「あ!そうだ!伊織ちゃん、どうして朝ご飯食べないの?」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/22(土) 19:40:16.93 ID:SzphJJP/0
一日の仕事が終わり、家に着く。玄関には満遍の笑みを浮かべたやよいが立っていた。
やよい「おかえりなさいませ伊織ちゃん!ご飯出来てるよ!」
ああ、そうだった。今日は朝食を抜いた分、腕によりをかけた夕飯を作ってくれるんだった。
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 00:32:58.90 ID:+hWTmO320
伊織「ねぇやよい…」
やよい「ごめんね伊織ちゃん…私にも分からない」
伊織「そっか…そうよね…ごめんなさい」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 00:47:42.26 ID:+hWTmO320
部屋に戻ると、パジャマが綺麗に畳んで置いてあった。
私は携帯電話を取り出すと、あれほど毛嫌いしていた兄に電話をかけた。
伊織「もしもし、お兄様?」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 00:54:17.60 ID:+hWTmO320
伊織「お願いします。私をお嫁さんにしてください」
長介「それは…困ります」
伊織「そうよね…ごめんなさい…。私、どうかしてるわ…」
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