過去ログ - 春香「おもいでの向こう側」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 22:31:42.31 ID:QSNPEeuI0
あの頃までは…私は私の家が嫌いだった。

兄たちと比べられ、何も出来ない私を兄たちは見下す。

父とはほとんど会わない。家の家計はみんなみんな家が大事だ。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 22:34:36.09 ID:QSNPEeuI0
伊織「アンタ…昔みたいに[伊織さん]って読んでくれてもいいのよ…?」

??「そ、そのようなことは出来かねます」

伊織「まったく…アンタのお姉さんは昔と変わらないって言うのに…」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 22:38:59.91 ID:QSNPEeuI0
??「高槻さん、高槻さん!」

やよい「あ!長介!どうしたの?」

長介「[高槻さん]か[執事さん]と呼んでいただけますか高槻さん」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 22:48:35.70 ID:QSNPEeuI0
長介「伝えて参りました」

伊織「そう、ご苦労様。入りなさい…」

長介「しかし…」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 22:54:18.67 ID:QSNPEeuI0
やよい「あ、伊織ちゃん!これからお仕事?」

伊織「まあね…」

やよい「あ!そうだ!伊織ちゃん、どうして朝ご飯食べないの?」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/22(土) 19:40:16.93 ID:SzphJJP/0
一日の仕事が終わり、家に着く。玄関には満遍の笑みを浮かべたやよいが立っていた。

やよい「おかえりなさいませ伊織ちゃん!ご飯出来てるよ!」

ああ、そうだった。今日は朝食を抜いた分、腕によりをかけた夕飯を作ってくれるんだった。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 00:32:58.90 ID:+hWTmO320
伊織「ねぇやよい…」

やよい「ごめんね伊織ちゃん…私にも分からない」

伊織「そっか…そうよね…ごめんなさい」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 00:47:42.26 ID:+hWTmO320
部屋に戻ると、パジャマが綺麗に畳んで置いてあった。

私は携帯電話を取り出すと、あれほど毛嫌いしていた兄に電話をかけた。

伊織「もしもし、お兄様?」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 00:54:17.60 ID:+hWTmO320
伊織「お願いします。私をお嫁さんにしてください」

長介「それは…困ります」

伊織「そうよね…ごめんなさい…。私、どうかしてるわ…」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 02:13:41.66 ID:+hWTmO320
ー翌朝ー

明朝。4時頃だろうか。ふと目が覚めた。

私は部屋の中をフラフラ歩く。すると一枚の写真が目に入った。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/23(日) 02:25:12.95 ID:+hWTmO320
ー同日 夜ー

やよい「こんばんは!雪歩さん!」

雪歩「あ、やよいちゃん!いらっしゃい」
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