過去ログ - 岡部「離合集散のアンフィビアン」
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118: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:13:00.02 ID:LqHk922Go
萌郁「……岡部くん、なんだか、最近、変。何か、あった?」
倫太郎「なんでもない」
119: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:13:40.28 ID:LqHk922Go
焦っているんだ。
──まゆりの命がもう長くないことを知ってしまったから。
早くDメール……電話レンジの仕組みを解明して過去を──
120: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:14:17.90 ID:LqHk922Go
FB『M3、ヘマったようだな』
倫太郎「……? なんのことです?」
121: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:15:14.27 ID:LqHk922Go
どこでヘマをした?
分からない──が、考えても仕方がない。
122: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:16:14.36 ID:LqHk922Go
8月15日 17:00
123: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:17:09.05 ID:LqHk922Go
再び男の方に目をやり、跳びかかるタイミングを図る。
男「……おい、応答しろ、おい」
124: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:17:46.22 ID:LqHk922Go
……くそ、こんなときにっ。
俺は……俺はまゆりのためにも、立ち止まるわけには……いかないんだよっ!
襲いかかる頭の痛みを振り払いながら一瞬で間合いを詰め──
125: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:18:30.05 ID:LqHk922Go
倫太郎「ふぅうぅ…………」
横たわる死体を眺めながらできるだけ音を立てないように深くゆっくりと息を吐く。
なかなか呼吸が整わない。
126: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:19:10.01 ID:LqHk922Go
8月15日 17:04
127: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:20:08.48 ID:LqHk922Go
声が──した。
冷淡で抑揚のなく、たどたどしい喋り声。
萌郁「ええ、そう。FBの予想通り、相手は、捜査官だった。……ユーロポールの」
128: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/17(月) 19:21:11.03 ID:LqHk922Go
萌郁「……M3、目標ブラボーも、排除してきた。後始末は、FBが。私たちは撤収を」
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