過去ログ - 岡部「離合集散のアンフィビアン」
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269: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:23:17.20 ID:V9lxdDRjo
男『時間はあまり残されていない。万が一要観察者が戻ってくることがあれば……殺せ』
天王寺「……りょ、了解」
270: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:27:58.24 ID:V9lxdDRjo
30分後、俺は電話で言っていた男と合流し鈴さんの自宅に忍び込んでいた。
男はぶつぶつと独り言を言いながら鈴さんのパソコンをいじり回している。
271: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:28:40.92 ID:V9lxdDRjo
天王寺「でもよ、そんなの個人で防げるもんなのか?」
M1「なるほど、あなたは知らされてないのですね」
272: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:30:28.82 ID:V9lxdDRjo
M1「バグを防ぐためのワクチンは実はウィルス」
M1「そう、薬だと思って飲んだら毒だったっていうオチですよ、愉快でしょ?」
273: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:31:34.28 ID:V9lxdDRjo
M1「きっとハッキングで情報を覗き見た際に計画に気づき、未然に防ごうとしたんでしょう。健気なことです」
M1「この計画はSERNの最重要機密」
274: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:32:59.58 ID:V9lxdDRjo
M1「にしても、このような形で防ぐつもりとは、意外でした」
M1「てっきりワクチンプログラムでも作っているものだとばかり。いや、覗かせてもらって正解ですよ」
275: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:34:45.61 ID:V9lxdDRjo
M1「これでよしっと」
天王寺「……何をした」
276: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:35:21.80 ID:V9lxdDRjo
それから2週間もの間。
俺はずっと葛藤していた。
277: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/20(木) 18:37:03.60 ID:V9lxdDRjo
──2000年 1月1日
278: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2013/06/20(木) 18:40:04.18 ID:V9lxdDRjo
今日はここまで
279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/20(木) 20:48:21.62 ID:0fwE0tqQo
乙
流れを見てるとえらく壮大なバタフライエフェクトだな
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