過去ログ - 岡部「離合集散のアンフィビアン」
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293: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:13:12.10 ID:91TEI0rGo
紅莉栖「送ったのは多分……私……」
紅莉栖「タイムリープマシンの構想自体は、すでに私の頭の中にあったから……。さっき抜けだしてパーツを買ってきたの」
倫太郎「お前……電話レンジを改良するためにラボ……店長の家に?」
紅莉栖「電話レンジを改良してタイムリープも出来るようにしたいって言えば、店長さんも了承してくれるかなって思って」
倫太郎「……全く、無茶を……。お前は今、ラウンダーに追われてるかもしれないんだぞ」
紅莉栖「だって、あんたの力になりたかったんだもの……」
倫太郎「紅莉栖……」
こんな俺のために力になってくれる紅莉栖を見て、遠い過去の記憶が思い起こされる。
『忘れないで』
『あなたはどの世界線にいても1人じゃない』
『──あたしがいる』
その頼もしさと──
その愛おしさと──
これから俺がしようとしていることへの申し訳なさで──
胸の震えを抑え切れない。
同時に床を蹴り、力いっぱい抱きしめていた。
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