過去ログ - 小鳥「酒と泪と男と女と部屋とワイシャツと私」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 19:12:38.22 ID:47cHRoXw0
小鳥「…大丈夫です」

あずさ「…嘘」

小鳥「嘘じゃないですよ…私はもう…」

あずさ「嘘です!!」



病室中にあずささんの声が響いた

…他の患者さんごめんなさい…



小鳥「…」

あずさ「すみません急に大きな声を出して…だけど…そんな嘘つかないでくださいよ…」



あずささんは泣いていた

大きな目から溢れ出ている涙は大粒で、まるで映画のワンシーンを観ているかの様な光景だった



あずさ「…私のせいです…私が音無さんにあんな事聞かなければ…音無さんがここまで追い込まれる事はなかった……本当にごめんなさい…」



違いますよ? これは私の判断でこうなったんですよ

こうなる運命だったんです



あずさ「最近プロデューサーさんも元気が無かったのでもしかしてと思っていたんです……その矢先に音無さんが入院したと聞きまして…」



私はあずささんだけではなく、プロデューサーさんも苦しめてしまっていた

分かっていたけど…改めて分かると胸がズキズキ痛む…



小鳥「…あずささんのせいではありませんよ。 全て私の弱さが原因です」

あずさ「だ、だけど!」

小鳥「皆を裏切る事が怖かった。 後々になってそれに気が付けた…その時には後の祭り。 だから私にはこういった方法しかなかったの…」

あずさ「…」

小鳥「だから…あずささんが泣かないでください」



私は出来る限りの笑顔を作った

こうする事で私が救われる気がしたから


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