過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」
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438: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/06/20(木) 04:59:02.63 ID:4uOOxLWZo



とある山中の茂みの中に、二つの人影があった。
一つは双眼鏡を手にし、もう一つは大型のライフルを構えている。

椿「距離450、風は……無し」

椿「詩織ちゃん、いけますか?」

双眼鏡を覗いていた少女、江上椿が尋ねる。
彼女はいわゆる観測手と呼ばれる役割らしい。

詩織「問題無いわ……」スゥッ

ライフルを構えた方、詩織と呼ばれた少女はそう言うと息を止め、引鉄に指をかける。


パスッ!


その凶悪な外見に反し、詩織が構えた得物から放たれた銃声と思しき音は、ひどく気の抜けたものだった。

椿「殺傷確認、流石ですね」

それでも、彼女らの視線の先──双眼鏡とスコープ越しに見ていた標的は、血飛沫を上げながら崩れ落ちた。


詩織「これで5匹目……大体、屋外の制圧は済んだかしら」

椿「そのようですね、本部に連絡しておきます」

詩織「お願い」


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