過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」
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711: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:13:11.25 ID:yh5cJ0LKo
――その時、一陣の突風が吹いた。

――いや、突風と呼ぶには生ぬるい、

――神風とでも呼ぶべき風圧が周囲を襲った。
以下略



712: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:13:38.31 ID:yh5cJ0LKo
紗枝「……弱ったなぁ、今のでもぴんぴんしてはる」

周子「やっぱ手伝おうか?」

紗枝「いや、そういうわけにはいかへん」
以下略



713: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:14:05.58 ID:yh5cJ0LKo
紗枝「しゃあない、『家宝』を使おか」

周子「おぉー」

――小早川家の妖怪退治屋としての歴史は古い。
以下略



714: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:14:34.84 ID:yh5cJ0LKo
紗枝「出し惜しみはせえへんよ」

――紗枝が、す……っと右手を伸ばすと、そこに一振りの太刀が現れた。

――彼女は無数の式神を使役しており、『赤鬼』もそれに含まれるが、
以下略



715: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:15:02.34 ID:yh5cJ0LKo
天狗「今のはなかなか効いたが……」

――効いた、という割にダメージは通ってないように見える。

天狗「しかし、次で仕留める!」
以下略



716: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:15:32.30 ID:yh5cJ0LKo
――鞘から太刀が抜かれた。

――瞬間、

――ゆらり、と、
以下略



717: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:16:26.31 ID:yh5cJ0LKo
――二人が小早川邸に戻ると、お茶とお菓子が用意してあった。

――紗枝に使える侍女は気がきく子なのだ。

紗枝「あんな、周子はん……」
以下略



718: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:16:53.03 ID:yh5cJ0LKo
――それに対して、

――昔から周子は色々とやってきた、

――若いころは本当に好き勝手やった、
以下略



719: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:17:18.95 ID:yh5cJ0LKo
――そんな中に紗枝が居た、

――彼女は一際周子の心を惹いた、

――それは何故だろうか?
以下略



720: ◆TAACIbOrYU[sage saga]
2013/06/22(土) 01:17:51.53 ID:yh5cJ0LKo
――この歪んだ『恋愛ごっこ』に気づいているのは、周子だけで、

――しかし、こんな耽美な関係もまた一興と感じており、

――同時に紗枝に対する申し訳無さもあり、
以下略



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