過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」
1- 20
723:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/22(土) 01:27:07.92 ID:dreWztSk0
乙ー

社長強いなー
そして、天狗……敵うちだったろうにご苦労…( )>


724:@予約 ◆Nb6gZWlAdvRp[sage]
2013/06/22(土) 01:34:25.21 ID:LQBoREBFo
乙ー

拓海と美世書けたから投下しまー


725:やっべ予約外し忘れてた ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:35:39.73 ID:LQBoREBFo
 ビルの隙間をバイクが高速で駆け抜ける。運転している人物はライダースーツにフルフェイスメット、革手袋に安全靴まで履いた完全装備だ。素性を隠すかのように全身を固められているためその正体は知れないが、スーツによって強調されたボディラインで女性ということだけは判る。
 前後を走る車は無く、対向車線は渋滞気味。やや離れた位置に見える黒い巨人、カースが原因だ。

 距離が詰まってくると、妙な気配を感じ取ったのかカースがこちらを向く。
 女はバイクの前輪を浮かしウイリー状態になると……ハンドルを手放した。
以下略



726: ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:36:17.40 ID:LQBoREBFo
「オ゛ッ」

 とカースが声にならない悲鳴と共に吹き飛ぶのを尻目に着地をしっかりと決め、

カミカゼ「覚悟完了、カミカゼ参上!」
以下略



727: ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:37:11.72 ID:LQBoREBFo
 野次馬からはワッと歓声が挙がるが、直後それらは悲鳴でかき消された。
 異変に気付きカミカゼが振り返ると、野次馬のすぐ向こう側に新手のカース、しかもその足元には転倒した親子が居た。
 新手の腕がゆっくりと持ち上がる。

カミカゼ「まずい!」
以下略



728: ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:37:42.14 ID:LQBoREBFo
野次馬「カ……カミカゼー!」

カミカゼ「おう、呼んだか?」

 悲痛な叫びが木霊するも、あっけなく返事が返ってくる。
以下略



729: ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:38:18.38 ID:LQBoREBFo
 カミカゼ必殺の拳によって錐揉み回転しながら再び打ち上げられた二体のカースは、上空で爆発四散した。
 浄化され色を失った核の欠片はキラキラと太陽光を乱反射させながら散り、地表に届くことなく消滅する。
 カミカゼは先の親子のところへ行くと、子供の頭にポンと手を置き、

カミカゼ「危ないから見物はこれっきりにしような」
以下略



730: ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:38:50.24 ID:LQBoREBFo
 ライダースーツを脱いでシャワーを浴び、私服に着替えた向井拓海が作業場を訪ねると、既に原田美世はバイクのメンテナンスを始めていた。

美世「お疲れー。今回はダメージ少なかったみたいだね、無事でなにより」

拓海「ばーか、アタシを誰だと思ってるんだよ、たかだか二体くらい余裕だっつーの」
以下略



731: ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:39:19.15 ID:LQBoREBFo
 会話を打ち切ると拓海は作業場の端に腰かけ、友人の仕事ぶりを見守る。
 突然体が力に目覚めて、点検に預けたバイクを改造されて。なし崩し的に、やけっぱちに始めたヒーロー活動は、どうやら性に合ってたらしい。
 いつ終えるともしれないこの生活がいつまでも続けばいいと、拓海は考えていた。

    了
以下略



732:@検索 ◆Nb6gZWlAdvRp[saga]
2013/06/22(土) 01:40:54.04 ID:LQBoREBFo
 向井拓海(18)
 所属:学生→アイドルヒーロー同盟(予定)
 属性:特撮系変身ヒーロー
 能力:肉体強化(常時)

以下略



733: ◆Nb6gZWlAdvRp[sage]
2013/06/22(土) 01:42:20.99 ID:LQBoREBFo
投下しゅーりょー

光あたりカミカゼのファンだと思う。

俺、寝て起きて仕事したらG3の続きを書きためるんだ…


1002Res/517.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice