過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」
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79: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:41:41.55 ID:oQgPoRXdo
てく　てく

藍子「んっ……、いい天気」

―――彼女の名は高森藍子。
以下略


80: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:42:15.09 ID:oQgPoRXdo
藍子（何となく……、ついていってみよう）

てく　てく

―――しかしある日を境に高森藍子は、ちょっと普通ではない特別な能力に目覚めていた。
以下略


81: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:42:58.38 ID:oQgPoRXdo
―――元来より、藍子は争いを好まぬ優しい性格の持ち主だった。

―――物腰も柔らかく、独特のふんわりとした雰囲気の漂う少女で、友人たちからの評判も良かった。

―――そんな彼女は、そもそも能力が目覚める以前から周りに癒しを振りまく存在だったので。
以下略


82: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:43:32.60 ID:oQgPoRXdo
麗奈「だっ！　だだっ……！」

麗奈「誰っ！？」

藍子「ごっ、ごめんなさいっ！　驚かせてしまったみたいで！」
以下略


83: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:44:00.28 ID:oQgPoRXdo
麗奈「あなた……！　正義の手先ね！？」

―――そう思うのも無理からぬ話であろう。

―――……本当に無理からぬ話であろうか？
以下略


84: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:44:38.41 ID:oQgPoRXdo
麗奈「……消すしか無いわね」ｽｯ

藍子「えぇっ！？」

―――大きく出た。
以下略


85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/17(月) 03:45:13.82 ID:oQgPoRXdo
麗奈「で、アンタどこまで聞いてたの？」

藍子「えっと、何を？」

麗奈「惚けんじゃないわよ！　アタシの秘密の計画よ！　聞いてたんでしょ！？」
以下略


86: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:45:53.17 ID:oQgPoRXdo
麗奈「帰る」

藍子「あっ、ちょっと待って！」

麗奈「何よ、まだなんか用？」
以下略


87: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:46:34.57 ID:oQgPoRXdo
麗奈「あぁもうっ！！　わかったわよ！！　お茶すればいいんでしょ！！」

藍子「ごめんね？　無理言って……」

麗奈「ふんッ……！　言っとくけど遠慮なんてしないわよ！　たっかいやつ頼んでやるんだから！」
以下略


88: ◆TAACIbOrYU[sage]
2013/06/17(月) 03:47:03.75 ID:oQgPoRXdo
―――麗奈がBIGチョコレートパフェを、藍子はカプチーノをそれぞれ注文し

―――程なくテーブルに二人の頼んだ品が並べられた。

―――カプチーノに描かれた模様に小さな感嘆をあげ、トイカメラを手にする藍子を見ながら
以下略


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