過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」
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907: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:06:34.99 ID:qTR+7PqvO
白菊ほたるは疫病神と言われていた。

それは、別にナチュルスターをやっているからってわけではない。
謎の不思議パワーとか精霊の力とかで変身後は誰も彼女が白菊ほたるとは気づかない。

以下略



908: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:07:13.86 ID:qTR+7PqvO
とある一軒家。そこに彼女は住んでいた。

ほたる「……おはよう。お父さん。お母さん。」

彼女の一日は両親への挨拶から始まる。
以下略



909: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:08:15.48 ID:qTR+7PqvO
母親は亡くなった。彼女を産む時に母体に負担を抱えてしまい、そのまま帰らぬ人に。

父親は亡くなった。産まれてきた我が子を必死で育てようと働いて、過労死した。

彼女は写真でしか知らない。自分の両親を……


910: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:11:03.74 ID:qTR+7PqvO
昔の話をしよう。

両親が亡くなり、幼き彼女は親戚のうちへ預かる事になった。その家は彼女が来てから、父親の会社は傾いた。母親は事故を起こした。そして、一家は離散した。

次の親戚もその次も彼女を預かってから偶然にも不幸が起こった。
以下略



911: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:12:39.97 ID:qTR+7PqvO

私がいなくなれば……いいのかな?

小さな少女が死ぬ覚悟をするのも、そんな環境だったからだろう。

以下略



912: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:13:57.80 ID:qTR+7PqvO
−−−私が産まれたから、お母さんはいないのかな?

−−−私がいたから、お父さんはいないのかな?

−−−私がいなくなれば、皆幸せになれるかな?
以下略



913: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:14:53.11 ID:qTR+7PqvO





以下略



914: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:15:47.32 ID:qTR+7PqvO
時は戻って現代。

仏壇に手を合わせたほたるはもう一人の同居人を起こしにいった。

ほたる「志乃さん。朝ですよ。起きてください」
以下略



915: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:17:22.07 ID:qTR+7PqvO
ほたる「ダメですよ。お酒ばっかり飲んでは…。もし、志乃さんになにかあったら」

志乃「うふふ。大丈夫よ。私は死なないわよ。最初に言ったわよね?貴女が望めば私は一緒にいてあげるって」

心配するほたるを他所に彼女は微笑みながら、ほたるを撫で、近くにあるワインボトルをあけ、グラスにそそいだ。
以下略



916: ◆I2ss/4dt7o[saga]
2013/06/23(日) 17:19:43.88 ID:qTR+7PqvO
柊志乃は謎が多い。

彼女が最初に出会った時も、何故か外でワイングラスを片手に持ち、ワインを飲んでいたのだから。

何故か彼女と始めてあったのに、幼いほたるは自分の事を彼女に話してしまい。
以下略



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