112: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:52:05.10 ID:65Vj5y3Zo
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113: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:52:37.50 ID:65Vj5y3Zo
アイツは基本的に他人を巻き込みたくないタイプなんだろう。
するとさっきの電話での情報はダミーかもしれない訳で。
本当は違う場所である可能性もあるということだ。
114: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:53:08.30 ID:65Vj5y3Zo
……ダメだ、何も思いつかない。
この建物の中を片っ端から探すのもアリだけど、それで居なかったのなら違う建物を片っ端から探さなければいけなくなる。
そもそもこんな研究所、しかも跡地だったらいくらでも隠れられるところはある。
115: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:53:39.46 ID:65Vj5y3Zo
そうか、GPSだ。
何故今までそれに気づかなかったのか。
携帯も開いていたというのに。
116: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:54:21.29 ID:65Vj5y3Zo
到着してまず目についたのは、スポーツカー。
それが、グシャグシャになっている光景だった。
あんなことできるのは一方通行くらいなもんだろう。
117: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:54:57.07 ID:65Vj5y3Zo
何をしているんだ、あいつは?
そう思って近づいてみるものの、一方通行は俺に全く気づく様子もなく打ち止めのおでこを熱心に触っている。
118: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:56:04.54 ID:65Vj5y3Zo
「……残りコード数は五万九八◯二。いける」
一方通行がボソリと呟いた。
119: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:57:08.77 ID:65Vj5y3Zo
運転席のドアに挟まれた男が声を発した。
そして聞こえてきたカチャリという音。
一方通行に向かって何やってんだか。
120: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:58:21.72 ID:65Vj5y3Zo
121: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:59:37.45 ID:65Vj5y3Zo
そしてこれまた華麗に着地を決めた俺は、一方通行の方を見た。
文字通り、目が点になっていた。
そして、オジサンは完全に意識を失っていた。
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