24: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:35:24.47 ID:dKuzFKZbo
「────いやーなんというかここまで完全完璧無反応だとむしろ清々しいというかでも悪意を持って無視しているにしては歩いているペースとか普通っぽいしこれはもしかして究極の天然さんなのかなーってミサカはミサカは首を傾げてみたり」
「……、くっだらねェ」
「ブツクサ言ってる間にどんどん距離が開いていくんだけどミサカの事は見えてないの妖精さん扱いなのほらミサカはここにいるよー、ってミサカはミサカは自己の存在を激しくアピールしているのに存在全否定?」
「……」
「おーい、だからミサカはここにいるんだって───あれ、ひょっとしてなかった事にされてる? ってミサカの首をミサカらしく傾げて……む? 今、何回ミサカって言ったっけ、ってミサカはミサカは思考の泥沼にはまってみる」
「待て。……、ミサカだと?」
「おおっ、ようやくミサカの存在が認められたよわーい、ってミサカはミサカは自画自賛してみたり。我思う故に我ありなんて言葉は嘘っぱちだねやっぱり主観だけでなく客観で何者かに存在を認めてもらわない限り自己なんてありえないね、ってミサカはミサカは間違った知ったかぶり知識でコギト=エルゴ=スムを全否定してみる」
「ちょっと待てコラ今すぐ黙れ。オマエのその頭から被ってる毛布取っ払って顔見せてみろ」
「って、え? えと、えっと、えーっとまさかこんな往来で女性に衣服を脱げというのは些か大胆が過ぎるというか要求として無茶があるというか───って、あのー、ミサカはミサカは尋ねてみるけど。ほんき?」
「……、」
「わあ黙った。本気と書いてマジと読む目だよこの人ってやめて毛布を引っ張らないで。この下はちょっと色々まずいんだからってミサカはミサカは言ってるのにぎゃああ!?」
「……。あァ?何だこりゃあ、───ってか何だァそりゃあ!?」
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