51: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:31:36.58 ID:MoqUJ2huo
  
 案の定。 
 インデックスはインデックスであった。 
  
  
52: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:32:07.97 ID:MoqUJ2huo
  
 「じー……」 
  
 「どうしたの?」 
  
53: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:32:33.36 ID:MoqUJ2huo
  
 暑い。 
 まだ朝も早いのに、意外と暑かった。 
 夏はまだ終わっていないようだ。 
  
54: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:33:01.22 ID:MoqUJ2huo
  
 ……そんな心配は完全に無駄となった。 
  
 07:00過ぎ、目的地に到着したのだが。 
 何と、あの男はもうスタンバイしている。 
55: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:33:38.49 ID:MoqUJ2huo
  
 「おはようっす」 
  
 「おはようございます。あの、ええと、申し訳ありません。自分たち知り合いでしたっけ?」 
  
56: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:35:11.65 ID:MoqUJ2huo
  
 「それでよ、その海原光貴さんはこんなとこで何してる訳?」 
  
 「少し、人を待ってるんですよ」 
  
57: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:35:44.87 ID:MoqUJ2huo
  
 「はい」 
  
 「初対面でこんな事聞くのもあれなんだけどさ、……海原はさ、御坂のことが好きなの?」 
  
58: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:36:20.98 ID:MoqUJ2huo
  
 「それは……。彼女はこの街のLevel5です。自分ではとても」 
  
 「そんな弱気であいつが誰かに取られちまったらどうするんだよ?」 
  
59: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:37:02.89 ID:MoqUJ2huo
  
 「あなた、まさか……!!」 
  
 「ああ、お前が海原光貴じゃないってこともちゃんと分かってるさ」 
  
60: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:37:30.20 ID:MoqUJ2huo
  
 「無駄だ」 
  
 「何がですか?」 
  
61: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/22(月) 00:38:05.55 ID:MoqUJ2huo
  
 こんなにも簡単に、組織とかいうやつへの大義名分は出来てしまった。 
 本当はいい奴なのは分かってるから、殴り合いをせずに済むならそれが一番いい。 
  
  
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