過去ログ - エレン「進撃の巨人オルタネイティヴ?」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:49:26.47 ID:h1JdYc2Wo
アルミン「……もう、ひどいよエレン」

エレン「悪かった、悪かったから話を聞いてくれ」

俺達は宿舎裏の芝生に腰掛けていた。
辺りに人影はない。

未だ怒っているアルミンを宥めながら、どう話を切り出すか考える。
だがどう話せば分かってもらえるだろう。
自分でも何が何だか分からないこの現状を。

……迷った末に、感じたこと、起きたことをそのまま言うことにした。

エレン「アルミン、俺……過去に戻ったかもしれない」

アルミン「……エレン?」

怪訝な顔をするアルミン。当然だろう。

エレン「おかしいんだ。俺は訓練兵を卒業して、確か志望どおり、調査兵団に配属されたはずだ」

エレン「そして巨人と戦って……いや、その辺りの記憶は曖昧なんだが、多分戦っていたと思う」

エレン「なのに今朝起きたら、ここにいた。俺はまた訓練兵になっていた」

エレン「……なあ、これってどういうことだ?」

出来の悪い冗談を聞いたようにアルミンが苦笑しかけるが、俺の真剣さが伝わってくれたのか表情を改めた。
慎重に言葉を選んでいる様子で確認してくる。

アルミン「えっと……気を悪くしないでほしいんだけど、夢とか妄想とか、って可能性は?」

エレン「俺もそうであってくれと思ってたが……一向に夢から醒める気配がない」

エレン「妄想ってのは正直否定できる証拠がないんだが、確かにこの手は巨人のうなじを斬った感触を覚えてるんだ」

アルミン「巨人を……斬った?」


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