過去ログ - エレン「進撃の巨人オルタネイティヴ?」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/18(火) 19:14:04.66 ID:Z7qGHHqXo
エレン「……すげぇ」

思わず呟く。

俺達訓練兵が集められたのは、戦術機格納庫と呼ばれる、俺の知らない建物。
その中には十体の二十メートル近い、――まさに機械の巨人があった。

これが、戦術機か。

周りと違い、事前知識のない自分が動揺し過ぎて浮いてはいないかと辺りを見回したが、
どうやらこんな間近で戦術機を見るのは初めての人間も多いようで、それぞれ興奮や驚きの感情を表していた。

キース「いいか、これが訓練用戦術機、"吹雪"だ!」

吹雪。聞き慣れないその響きは、アルミンによると東洋の言葉らしい。
古代遺産のうち、戦術機を作り上げるにあたって
参考にされた文献に東洋の言語で書かれたものが多かったらしく、
制作陣が敬意を表し、戦術機の名称はそれに倣って統一されているとか。

キース「吹雪は調査兵団の最新鋭機"不知火"を武装解除、簡易化したものである!」

キース「知っての通り、戦術機一機のコストは非常に高価だ! 貴様らの今までの生涯の餌代よりも遥かにな!」

キース「そしてそう容易く量産できるものでもない! 練習機の吹雪を加えても、戦術機の総数は現在千に満たない!」

キース「つまり訓練で大破でもしようものなら貴様らの首を持ってしても責任を取ることはできんということだ!」

キース「それを肝に銘じ、細心の注意を払って訓練に当たれ! 分かったか!」

「「はっ!!」」


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