16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:30:41.44 ID:epGhJc5fo
「……それは、どうしてだ?」
プロデューサーの震えた声音を、まゆはじっとりと抱き止めるようにして、答えを返した。
立ち上がって、プロデューサーを笑顔で見つめる。
「プロデューサーさんが、事務所の人たちから好かれてるのも、それをわざと放っておくのも、プロデューサーさんの考えてのことですよねぇ?」
一歩、プロデューサーに近づく。
「だって、恋をすることほど、魅力を増すものはありませんから。まゆも、プロデューサーさんが好きで好きでたまらなくて嬉しくてそれでこうやって、アイドルをしているんですよぉ。
プロデューサーさんが望んでいることを、どうしてまゆがやめなきゃいけないんですかぁ?」
一歩、プロデューサーに近づく。
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