3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/19(水) 01:28:28.07 ID:gu+QoQ2No
「……お前は?」
「何が?」
エレンが何を聞きたいのかはわかったが、あえてとぼけて問い返す。
それが伝わったのか、彼は苛立たし気に眼光を鋭くした。
「お前はなんでここにいるんだよ。訓練はどうした?」
「私も体調不良で休み」
「……じゃあ人の看病なんてしてないで休んでろよ」
「私は訓練ができるほどではないけれど、エレンより元気。だから看病をする」
私の言葉にエレンは何か言いたそうだったが、「そうかよ」とだけ言って、それきり黙ってしまった。
言っても無駄と諦めたのか、喉が痛くて喋りたくないのか。
おそらくはその両方だろう。
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