過去ログ - モバP「俺が死んだら、ですか?」
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24:思いついた一レスのみ いきなり変化球でスマンな[sage]
2013/06/19(水) 20:16:40.88 ID:RI70cACso

 その日、安部菜々はいつものように出社し、スケジュール通りに歌番組への収録へと出かける。
 そして帰ってきたところに、それは待っていた。

「今帰りましたー! キャハッ」

 いつもならここで、プロデューサーやちひろのねぎらいの言葉、あるいは他のアイドルから声が掛かるのである。
 しかしその日は違っていた。

「あ、ああ、菜々、お疲れ様」

 静まりかえった事務所内、何処かよそよそしい皆。

「あ、あれ?」

 見渡すと顔見知りのアイドル達はいるけれど、皆、菜々を見た瞬間、用事を思い出したかのようにそそくさと去っていく。

「あれ?」

 だがしかし、菜々は驚きはしても慌てない。
 菜々は知っている。
 昨夜、密かに見てしまったのだ。


 ……【回想】……

モバP「えーと、それじゃあ、明日、菜々を騙すって言うことで」

ちひろ「皆にそう伝えますよ?」

モバP「隠しカメラも準備しないと」

 ……【回想終了】……


 そう、これはドッキリなのだ。 
 今現在、事務所総出で菜々にどっきりをしかけようとしているのだ。
 しかも……


 ……【回想】……

モバP「参加しておいてアレですけど、悪趣味なドッキリですよね」

ちひろ「それはそうですけれど……」

モバP「凛には、俺が死んだことにしてドッキリ仕掛けたじゃないですか」

ちひろ「菜々ちゃんにはどうするんです?」

モバP「しっかり考えてますよ、スケールのでかいヤツを」

ちひろ「ノリノリじゃないですか」

モバP「あはは」

 ……【回想終了】……


 なにやら、スケールの大きいものをしっかり考えているらしい。
 だとすれば、ノッてあげるのが優しさというものだろう、と菜々は思う。

 さあ、カモン。
 Pさん、カモンですよ。
 菜々は脳内で語りかける。

「ああ、菜々、実はな……」

 来た! 来た! 来た!

「なんですか?」

 さあ、どんなドッキリなのか。
 菜々の期待を前に、モバPは沈痛な表情で告げる。

「さっきウサミン星が爆発した」

「スケール大き過ぎです」




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