過去ログ - 20世紀〜21世紀の各国の軍が異世界で勇者になっていたようです
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 23:46:40.16 ID:iMJfEiDio
英兵「閣下、ただいま戻りました」

ドイツ佐官「よろしい。その者たちは?」

英兵「偵察任務の途中で遭遇したのでつれて参りました!」

ドイツ佐官「見たことがない装備だな。それは自動小銃か…」

米兵「触るんじゃねえ!」

ドイツ兵「抵抗するな、この!」

ドイツ佐官「客人だ、丁寧に接したまえ」

ドイツ兵「はっ!失礼しました!」

自衛隊「どういう事だ…?さっきまでドイツ人たちが何を言っているかわからなかったのに」

ドイツ佐官「それについては彼が説明しよう」

ソ連尉官「了解しました。まずは初めまして、お二方。我々の基地にようこそ」

ソ連尉官「最初に我々が誰なのか話す必要がありそうですね」

米兵「早くしてくれ、頭が痛くなってきた…」

ソ連尉官「この基地にいる者はみな、だいたい1930年から1950年くらいまでの年代…ああ、元の世界と表現しますが…その同じ、元の世界のその年代にいたようです」

自衛隊「ひょっとしてナチスとかスパルタクスブントだとかいう名前の組織が存在していませんでしたか?」

ソ連尉官「やはりご存じでしたか。貴殿方は同じ世界から来ていたようですな…。それならば話が早い」

英兵「私たちに共通しているのはだな、元の世界で死にかけていたということだ。
銃弾、スコップ、爆発、パルチザンのナイフ…何でもいい、血液が傷口から流れ、視界が薄れてきた…」

ドイツ佐官「そして私は光を目にした。いや、私を含めた全員がだ!
ついに迎えが来たかと目をつぶる、
するとどうだ、数秒後この世界に無傷で立っていたんだ」

ソ連尉官「そういうことです。我々は途方にくれてあちこち歩き回りました。すると敵国、ドイツの軍人を目にしました…ですが、私には引き金が引けなかった」

ソ連尉官「彼もまた途方にくれた表情をしていたからです。私に銃を向けておきながら、それ以上何もせず、私と顔を見合わせて…」

ドイツ佐官「みんなそうだ。そうして我々はここに基地を作った…過去の事は取り敢えず水に流すという条件でな。」


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