過去ログ - 高槻浩太郎「明日、兄貴が嫁さんをもらう」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/19(水) 22:47:54.98 ID:RCrUArQZo
P「さっき、もやし祭りをしていた時、浩太郎君たちが昔話をしていたじゃないか」

浩太郎「昔話? ……ああ、兄貴が浩司の頭殴った話ですか」

P「あの後の顛末、浩太郎君は知らないんだよな?」

浩太郎「……そうっすね。あの時は、伊織さんが早く寝ないとお化けが出る、って
    脅かされて、かすみ姉ぇ含めて布団に潜り込みましたから」

P「伊織はなぜか昔から、子供あしらいが上手かったなぁ。弟妹がいるみたいだった」

浩太郎「ええ。ホント怖かったんっすから、あの時の伊織さん」

P「で、やよいに叱られて家を飛び出した長介君が、どこにいたのか。
  その隠れ場所が、ここだったんだよ」

浩太郎「ずっと物置に?」

P「ああ、灯台下暗しだったと言うことだよ。伊織が気付いて、見つけたんだ」

浩太郎「伊織さんが……ああ、なるほど」

P「なるほど、と言うのは?」

浩太郎「兄貴にとって、伊織さんはとっても大きい存在なんですよ。
    憧れの人だったろうし、もしかしたら初恋の人だったかもしれないくらい」

P「……ふぅん」

浩太郎「でも、なにがきっかけだったのかは知らなかった。きっとそのきっかけが、
    この物置だったんだろうな、って。想像でしかありませんけど」

P「そうか……でも俺も、伊織が長介君とどんな話をしたかは、知らないんだ。
  俺はやよいや響と、手分けして街中を走り回っていたからね」

浩太郎「……その節は、兄貴がご迷惑をお掛けしました」

P「それも昔話さ。俺だって若かったし、みんなはもっと幼かった。
  10年と言う月日は長いようで、俺にとってはあっという間だったけれどね」



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