94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 23:17:26.35 ID:FmG5uzBW0
クリス「普通隠し通せるような事じゃないんだがな。学園都市の情報統制力には恐れ入るよ」
ジル「アンブレラという表向きには製薬企業の顔を持つ連中が、裏で生物兵器の研究開発を行っていたの」
ジル「1998年にアメリカ合衆国中西部のラクーンという小さな街でそのアンブレラの研究するウィルスが流出したのが始まりよ」
95:連投スマン[saga]
2013/06/23(日) 23:22:59.56 ID:FmG5uzBW0
ジル「ウィルスは世界中の企業や国の手に渡り、その後も研究・改良が続けられたわ」
ジル「ラクーンシティにはじまり、シーナ島、ロックフォート島、南米アムパロ、スペイン」
ジル「ハーバードヴィル、テラグリジア、キジュジュ自治区、東スラヴ、トールオークス、蘭祥」
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 23:30:21.21 ID:FmG5uzBW0
クリス「話が早くて助かるな。……実は先日、学園都市にそのウィルスとそれによって生み出された生物兵器……B.O.W.が運び込まれたという情報が手に入った」
クリス「本来なら俺たちが対応に当たるべきなんだが、知ってのとおり学園都市は独立した都市だ。もはや国家と呼べるほどに。今もそれは変わらない」
クリス「アジアにはB.S.A.A.の極東支部があるが、唯一例外として日本の学園都市に対しては一切の権力を持たないんだ」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 23:35:40.43 ID:FmG5uzBW0
ジル「本来なら、能力者である以前に学生であるあなたたちに頼むのは恥ずべきことだわ」
ジル「でも、私たちが動けない今、あなたたちに託すしかないの。これ以上被害を広げないためにも……」
ジル「当然報酬は出すわ。前払いとして20万ドル。依頼が終われば100万ドル」
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 23:43:15.76 ID:FmG5uzBW0
時は戻り再び学園都市 第7学区
上条「土御門!」
上条「どうしたんだ、その傷!」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 23:48:51.25 ID:FmG5uzBW0
土御門「実は、俺ともう一人、ある人物の協力を得て騒動の原因を探っていた」
土御門「その結果、どうも第10学区のある研究所に何か……手掛かりか、直接の原因かはともかく、何かがあるのが分かった」
土御門「あの学区は危険な研究をするにはもってこいの場所だからな」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 23:54:21.45 ID:FmG5uzBW0
土御門「すまないにゃー。さすがにレベル0の能力じゃ出来ることにも限界があるぜよ」
上条「おっ、シリアスモード終わりか?」
土御門「茶化すなよ。俺はまた調査に戻る。これを持ってけい」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 00:00:28.34 ID:0rxxUs8U0
土御門「上やん……『くれぐれも、無茶はするなよ』?」
上条「ああ……わかってるさ。じゃあ、またな」
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 00:06:29.60 ID:0rxxUs8U0
土御門(手当てしてもらって悪いが……)
土御門(俺はもう、長くはもたない。じきゾンビ化するだろう)
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 00:13:18.70 ID:0rxxUs8U0
第7学区 学び舎の園出入口
御坂「やっと学び舎の園から抜けれたわね」
食蜂「はぁ……はぁ……」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 00:20:00.98 ID:0rxxUs8U0
御坂(ずいぶん素直ね……いつもなら減らず口の一つでも言ってくるところだけれど)
御坂(取り巻きたちは皆ゾンビ化、街はパニックの中でずっと気を張りながら歩き続けてる)
御坂(精神的にだいぶ参っているようね……そういう私も……)
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