過去ログ - 魔王「勇者のお父さんとお母さん!」
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112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 19:02:34.37 ID:zMdw+E5n0
魔王「どうしたどうしたこんなものか!」
客「な、なんだあの料理人!
炎の魔法を身にまといながら10の鍋を振り回していやがる!」
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2013/06/25(火) 19:04:07.84 ID:zMdw+E5n0
勇者「この店って土地の割に広くないか?」
魔王「これぞ大魔法の一つ、空間を操る「スーパーワールド」!
この魔法にかかれば一本道も無限迷宮、コップの底も大海原と化す!」
114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 19:04:58.39 ID:zMdw+E5n0
ゴロツキ「おうおうねーちゃん! この店はこんな生ゴミくわせるんかい!」
勇者「申し訳ありません、お口に合わないのでしたら代金は結構ですので……」
ゴロツキ「そういうもんだいちゃうやろああ!?」ガチャガチャン!
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2013/06/25(火) 19:05:26.74 ID:zMdw+E5n0
魔王「申し訳ありません、お客様……こちらはお客様の口にあわせ作り直させていただきました」
ゴロツキ「ああ!? そんな……!?」
ゴロツキ「……」
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2013/06/25(火) 19:06:11.33 ID:zMdw+E5n0
勇者「なんだあの料理」
魔王「レスペリニアの郷土料理だ、水が悪い土地だから油と香辛料をがっつり使うのが特徴」
勇者「どこだよそこは」
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2013/06/25(火) 19:07:01.05 ID:zMdw+E5n0
ゴロツキ「……すまなかった、久しぶりに故郷を思い出したよ」
魔王「ふふ、私の料理で思い出していただけたのなら光栄です」
ゴロツキ「……」
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2013/06/25(火) 19:17:44.65 ID:zMdw+E5n0
魔王「ボミドエクスクデス食会だと!
あの男、ボミドエクスクデス食会に雇われていたのか……」
勇者「なんだそれ」
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2013/06/25(火) 19:46:21.20 ID:zMdw+E5n0
数日後、マオウの店への食材供給が完全に停止した。
ボミドエクスクデス食会が裏にいることは疑いなかった。
勇者「コレって卑怯すぎない?」
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2013/06/25(火) 19:47:35.80 ID:zMdw+E5n0
勇者「料理大会?」
魔王「うむ」
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2013/06/25(火) 19:48:09.27 ID:zMdw+E5n0
1ヵ月後、魔王は着々と準備を進め、料理大会開始は目前となっていた。
しかし、大会開催告知を目前に控えたある日、ボミドエクスクデス食会が主催する大会の開催が決定された。
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2013/06/25(火) 19:48:58.24 ID:zMdw+E5n0
試合当日
司会「さあ第一回戦!
マオウの店代表マオウ選手vsボミドエクスクデス食会東部5号支店代表カマセ選手です!」
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