過去ログ - 魔王「勇者のお父さんとお母さん!」
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124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 19:52:29.58 ID:zMdw+E5n0
カマセ「(料理はまずもって材料!
    そして料理人が最高の腕を振るには最高の設備が必要となる!)」

魔王「そのとおりだ、だが私は料理人ではない!」ダン!

カマセ「!」

司会「ま、マオウ選手、材料の入っている籠に拳を打ち付けました!」

カマセ「(ヤケクソになったか……!?)」

司会「おっと! なんと宙を舞った食材が、細かく切り刻まれています!」

カマセ「!(ヤツは魔法使いか!)」

司会「材料はそのまま、マオウ選手の手にした鍋におちていきます!」

魔王「はああ!」

司会「マオウ選手自らの体が燃えています! その炎で鍋を熱し、食材を炒めています!!」

カマセ「く、くだらんパフォーマンスだ」

魔王「甘いな」

カマセ「何!?」

魔王「自ら燃え上がり炎と一体化、支配することで食材に一切の苦味を加えることなく! 最高の温度管理を行うことができるのだ!」

司会「あーっと油を注ぎ込んでいます! 一体何ができあがるのでしょう!!」

魔王「(この作業は火加減がすべて・・・・・・食材を焦がさず、しかし緩めることのない絶妙な火加減!)」



勇者「ぶっちゃけ熱くない?」

魔王「そろそろ我慢がまずい」


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