過去ログ - 魔王「勇者のお父さんとお母さん!」
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151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/29(土) 12:55:52.12 ID:fizZZHeu0
魔王「(繊細な味、絶妙なバランス・・・・・・だが、それは一つの食材を最高に高めるための土台に過ぎなかった!
このオオツラマダラの胸肉、細かな切れ目を入れ、銀リンゴの果実酒とともにペーストしたヴェノムハリセンボンの肝をすり込んでいる!
ペーストした肝はおそらく魔境の毒草を主食とする刃角牙兎の腸から得た細菌を利用し無毒化、
さらにまろやかな旨みと味を引き立てる鋭い苦味を加えている!
このダイヤモンドシードから作った一見して普通の麺! これには恐ろしく細かな穴が開けられ、具材やソースを見事適量に絡めとっている!
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2013/06/29(土) 12:56:48.89 ID:fizZZHeu0
魔王「」
『
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2013/06/29(土) 12:57:21.29 ID:fizZZHeu0
魔王「倒れるわけにはいかんのだ!」
勇者「ま、魔王!!」
ボミドエクスクデス「!」
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2013/06/29(土) 12:58:10.23 ID:fizZZHeu0
魔王「次は……私の料理だ!」
ゴウ! バガア!
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2013/06/29(土) 13:01:37.44 ID:fizZZHeu0
ボミドエクスクデス「いただきます」スチャ
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2013/06/29(土) 13:02:43.86 ID:fizZZHeu0
ボミドエクスクデス「!! ま、まさかこの味は……!」
クリムゾン「どうした!?」
ボミドエクスクデス「実際に食べたことはない、だが聞いたことがある……
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2013/06/29(土) 13:04:20.31 ID:fizZZHeu0
ボミドエクスクデス「この肉に味を加えているものは、なんだ!?
いや、解る! 味そのものはわかる!
このクセの強い肉の風味、キメンオオイボダイダイの毒袋から作った酒とスパイスで香ばしくも上品な香りに変わっている!
そして甘味は脂だけによるものではない、このすっきりとして後を引かず、素材の味を伸ばすのは
チャムラサキドクツルボを置いて他にない!
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2013/06/29(土) 13:05:45.40 ID:fizZZHeu0
魔王「教えてやろう、クロキイロベニハンテンバナの種子から作った油だ」
ボミドエクスクデス「無毒化の方法があったというのか!?」
魔王「わずか耳かきひとすくいで魔獣一万匹も殺すという猛毒、だが、ただ一つ、存在するのだ……」ガハッ!
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2013/06/29(土) 13:07:32.10 ID:fizZZHeu0
カラーン……
ボミドエクスクデス「私の負けだ、マオウ」ゴハッ・・・・・・
魔王「ふ、私は全力を出しつくした……楽しかったぞ」グハッ……
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/29(土) 13:08:46.14 ID:fizZZHeu0
翌日、魔王は勇者とともに街の外れにいた
クリムゾン「店を畳むと聞いたが、なぜだ?」
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