220:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:02:21.90 ID:Q1JgQSYQ0
「お姉ちゃんがんばって〜☆ 」
「う、うるさいっ!黙って見ときなっ!」
221:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:03:12.58 ID:Q1JgQSYQ0
「まずは皆さんお疲れ様でした!ちょっとウチのアイドルの乱入で緊張してしまった人も
いたみたいですけど、ハイレベルなレッスンを見る事が出来て僕もトレーナーさんも
驚いています。今日は良いものを見せてもらいました」
222:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:04:34.45 ID:Q1JgQSYQ0
「ところで先生、ひとつご相談があるんですけど……」
すると突然、プロデューサーとトレーナーさんはスクールの先生と内緒の話を始めた。
223:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:07:06.99 ID:Q1JgQSYQ0
「はい、みなさんお待たせしました。先生の許可を戴けたので、これから『もう一歩先に
進んだアドバイス』をさせてもらおうと思います。普通はレッスン生にここまでは要求
しないのですが、皆さんのレベルが高いので特別にアドバイスしましょう」
224:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:08:23.27 ID:Q1JgQSYQ0
「素晴らしいパフォーマンスをする為に必死で練習をする事も大切ですが、将来アイドル
になって長く続ける為にも、時には休息を入れたり冷静になったりして常に自分の体を
守る事も考えて下さい。ちなみに莉嘉と凛は手を抜いてるわけではありませんよ?
225:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:10:22.78 ID:Q1JgQSYQ0
「どうしてこんな話をしたのかと言うと、この『自分の体を守ってパフォーマンスをする』
というプロの技術を持ってる子がこのスクールにいたので、みなさんにどんなダンスか
226:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:11:53.91 ID:Q1JgQSYQ0
『加蓮は不思議なダンスをするんだ。まず身体に力がほとんど入ってないんだよね。
だからアタシや唯と比べてパワフルさが足りないんだケド、でもリズムはしっかり
227:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:14:43.38 ID:Q1JgQSYQ0
「プロデューサー、私も無理させちゃダメだと思うな」
228:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:15:35.91 ID:Q1JgQSYQ0
「十分休んだし、あと1曲くらいは踊れるよね?大丈夫、私もサポートするから一緒に
やろうよ。それに私もプロデューサーからライブをサボってる疑惑がかけられてるから、
プロのアイドルとして挽回しなくちゃいけないんだ」
229:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:16:46.46 ID:Q1JgQSYQ0
***
230:1 ◆kSOXxiO/gY[saga]
2013/07/03(水) 18:17:36.34 ID:Q1JgQSYQ0
ダンスの最中、加蓮と凛は時々タイミングを合わせる為にちらっと相手の方を見る。
そのタイミングも全く同じだ。加蓮は顔を赤くして慌てて目をそらして、凛は楽しそう
に笑う。もう結婚しちゃえよお前ら、ってツッコミたくなるほどだった。
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