過去ログ - モバP「いいお酒が手に入ったので」
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313: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2013/07/19(金) 17:26:16.25 ID:1yRbcLJD0

 彼女は、常にまっすぐだ。
 その強い想いを感じると同時に、私は怒りをおぼえた。

 あの人は、ものじゃない。
 返せなんて簡単に言うな。
 Pさんは、貴女のペットでもなんでもないのだ。

楓「凛ちゃん」

 彼女はなにも言わず、ただじっと見つめている。

楓「その言葉、Pさんの前で言える?」

 私の放った言葉に、彼女は目をそらす。

楓「私は、貴女がうらやましいの」

楓「Pさんと一緒に作り上げてきた今の貴女たちが、とてもまぶしい」

楓「とてもいい関係だったんだなって、わかります」

 自分の言葉にも棘がある。でも自重はしない。

楓「だから、Pさんをぞんざいにするようなことは、言わないで欲しい」

楓「Pさんはいつだって全力なの、凛ちゃんはよくわかってるでしょ?」

 彼女はなにも言わない。

加蓮「あー! 凛! なにやってんの!」

 加蓮ちゃんが私たちの間に割って入る。

加蓮「スタッフの人たちに料理運ばないとならないんだから、ちょっとは手伝ってよー」

凛「あ」



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