18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 13:24:51.92 ID:5tVhYlnK0
ユミル「物わかりが良くて助かる。……そらぁ!」
驚かす予定で大きく踏み出し突いたナイフは空を切る。ベルトルトはその体躯に似合わず意外と俊敏なようだ。二発目、三発目と繰り出すがまるで当たらない。
ユミル(流石は訓練兵団上位様、ってか)
ベルトルト「……」
ユミル(だがな)
ユミル(私だって本気出しちゃいないんだよ)
ユミル「そこっ!」ヒュン
ベルトルト「!」
本気を出したのは何か月ぶりだろう。四発目は仮に真剣であれば彼の心臓に突き立てられていた。流石の彼も少し驚いたようだ。
ユミル「ならずものの勝ち、っと。で、ご褒美にいい加減なんか喋ってくれないか?」
ベルトルト「……ユミルは強いんだね」
ユミル「あんたの本気程じゃないさ」
ベルトルト「……」
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