65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 14:02:46.57 ID:5tVhYlnK0
その日の訓練に参加することが出来なかった。
涙は一向に止まる気配が無く、朝から食堂は騒然となった。騒ぎを聞きつけたキース教官には大した叱咤を受けなかった。ただ「自分の精神状態の管理も貴様らの仕事の内なのだぞ」とだけ言われ自室での休養を申し付けられた。
ベルトルト「……」
人のいない男子寮は静かだった。
鳥のさえずりと訓練生の声が遠鳴りに聞こえる。
一人で居るのは嫌いではない。
特に今は落ち着きたかった。
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