過去ログ - 美樹さやか「バイオリン仮面・・・一体何者なの?」
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199: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/06/30(日) 13:29:23.93 ID:qvdBGcTD0
さやか「恭介・・・・きょうすけぇ・・・」ギュッ

恭介「10年近く気づけなくて・・・ごめんね、「さやかちゃん」。」

さやか「ううん。いいの。あだし・・・こんなに幸せでいいのかな?「きょうすけくん」・・・」

恭介「僕も今最高に嬉しい。バイオリンよりも確かなこと。今はっきりわかった。
自分を粗末にしない。無力だと思わない。バイオリンが弾けなくなったこの体でも・・・
さやかだけは絶対守ってみせる。幸せにしてみせる。その方法がまだ漠然としてるけど。」

さやか(あたし・・・ただ伝えるだけでよかったんだ。)

さやか(恭介が一番喜ぶこと・・・CDを持ってきたり、魔法少女として契約して、
腕を治してあげることだと思っていた。恭介本人に確認をとったわけでもないのに、
そう思い込んでいた。)


さやか(でも違った。恭介はあたしの気持ちが嬉しいといってくれた。何より勝ると言ってくれた)

さやか(だから・・・はっきり解ったんだ。仮に仁美に先を越されて恭介が仁美を受け入れたとしても、
それはあたしが嫌われた訳じゃないって。

真剣に自分を愛してくれる人のその気持ちが嬉しいと。
ちょっとえっちな事にも興味もった恭介だけど、素直な性格の恭介は自分を愛してくれる人の気持ちに
真剣に応える人なんだと。)


さやか(そりゃ、恭介だって誰でもいいって訳じゃない。
「ただ、なんとなく格好よさそうな人だから」という理由で恭介に告白した女の子も何人かいた。
恭介はそのなんとなくを読み取ってそういう人たちを断ってきたのも知っている)

さやか(仁美は違ってた。お嬢様教育を受けてきた仁美にとって、
授業をサボった事が家の人にバレたら家族会議にもなるだろう。

その仁美が後で叱られることなどお構い無しに告白すると行動したのだ。
しかも、まどかが先に告白したという思い込みの前提で。

まどかが先に恭介とくっついてたとしてもフラれる覚悟で伝えに来たんだ。

仁美は仁美で真剣に恭介の事を考えている。)


さやか(ここまで恭介と通じ合った今でも、先に告白されてたら仁美に取られちゃってたと思う。)

さやか(ありがとね仁美・・・あたし、仁美のおかげで素直になれた。
自分の本当の願いに気づけた。)

さやか(契約する前に仁美の気持ちに気付けて良かった。)


さやか(・・・・・・さっきから仁美仁美って繰り返してるけど・・・)


さやか「仁美はどこだあああああああああああああああああああああああああああ!?」ハッ


恭介「さ・・・さやか!?いきなりどうしたんだ?」

・・・・・・・・

〜巴部屋〜

(着信音)

ほむら「まどか?どうしたの?」

まどか「ほむらちゃん!!すぐに来て!仁美ちゃんを助けて!」


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