過去ログ - 美樹さやか「バイオリン仮面・・・一体何者なの?」
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228: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/07/02(火) 05:55:50.13 ID:pmoUB/AI0
恭介「そ、その髪の色・・・さやかの親戚の方ですか?」

氷室「いや、さやかの知り合いであることは間違いないけど、どちらかといえば君に近い」

恭介「え?」

氷室「僕の名前は氷室。君と同じバイオリニストさ。」

恭介「そ、そうなんですか・・・どちらかと言えばロックミュージシャンみたいな
雰囲気ですけど・・・ボーカリストだったり、ギタリストだったり。」


恭介「その氷室さんが・・・どうして僕のお見舞いに?」

氷室「・・・君の事を昔から知ってるだけさ。君がバイオリンを弾き始めた頃から、ずっと傍に居た。」

恭介「え・・・!?」

氷室「事故の件・・・残念だったね・・・」

恭介「・・・・・」

恭介「でも・・・もう良いんです。今の僕には、ずっと僕のことを想ってくれる
大切な人が出来ましたから。」

恭介「さやかが傍に居てくれる。今はその喜びのほうが大きいです。それは・・・
残念だ、無念だって気持ちはまだ有りますけど・・・
さやかがいれば・・・いつかは癒える傷ですから・・・」


氷室「・・・そう悲観することも無いさ。バイオリンや音楽に関してもね。」

恭介「・・・?」

氷室「・・・・」スッ(バイオリン)

恭介「(ズキッ)・・・・それが・・・あなたのバイオリン・・・ですか?」

氷室「やっぱりまだ、バイオリンを見るのは心が痛むかい?」

恭介「い・・・いえ・・・大丈夫です。」


氷室「君にとって大変な時期だろうけど、まずは僕の演奏を聞いて欲しい。」

氷室「曲目は・・・「人魚姫の祈り」」

恭介「!!そ、その曲名は・・・!!」


氷室「・・・」♪〜♪〜♪



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